国道108号 走行記録
走行日:2019年10月20日(日)
国道108号は、宮城県石巻市と秋田県由利本荘市を結ぶ一般国道である。
同様に石巻と由利本荘を結ぶ道路として国道398号があるが、これら2つの国道は宮城県と秋田県の2県を通る(それ以外の県を通らない)という共通点を持つ。ちなみに宮城と秋田を結ぶ(自動車が通行可能な)道路はこの2本のみだ。
両者の違いとしては、108号が石巻と由利本荘を短絡的に結ぶのに対し、398号は宮城県側で大きく迂回するルーティングをしている点が挙げられる。398号については既に前日走行しており、記事も書かせていただいたところである。
今回はその復路として、国道108号を走行した記録をまとめようと思う。
前日から宿泊していた終点付近のルートインを出発する。
国道108号終点・由利本荘市水林交差点(前日撮影)。
青看板には他都市までの距離とおにぎりマークが併記されている。
二番堰交差点。ここを右折して、107号・108号に別れを告げる。
実のところ、私は走行時点ではこの交差点が108号の終点だと思っていた。結果的に全区間走行することができたので良かったが、危うく最後の重複区間を走行しそびれるところだった。
由利本荘市内では、のどかな田園風景が続く。
この区間の写真を全く撮っていなかったので、Google ストリートビューで代用。追い越し禁止区間が長く交通量もそこそこあるので、どのみち車を停めての撮影するのは難しかったと思う。
国道を外れ、少し寄り道をする。
寄り道その① 八塩ダム。
前日まで雨だったにも関わらず、水位はそれほど高くなかった。
寄り道その② 法体の滝。
橋を渡って少し登った所に展望台があり、滝を見下ろすことができる。
この日は偶々「紅葉まつり」というイベントをやっていて、滝に行く途中にも多くの車とすれ違った。
しかし、滝へのアクセス路はしっかりと整備されているため、すれ違いに困ることはなかった。
紅葉まつりの出店でイワナの塩焼きを食べ、国道108号に復帰する。
国道沿いの道の駅 清水の里・鳥海郷で休憩。
折角なので、道の駅で販売していたオリジナルマグネットを購入。
由利本荘・湯沢間の峠付近のおにぎり標識。景色は田園地帯から山道へと変わる。
湯沢市に入り、国道108号は一旦国道13号と合流する。
本当はこのまま秋田を抜けて宮城県に入りたかったのだが、どうしても外せない寄り道があった。
ここは、国道108号走行日の1週間前にも来た場所だ。なぜ1週間前に来た場所にもう一度行ったかというと、私はこの場所に腕時計を忘れてしまったのだ。
腕時計を無事回収。あまりにも長い寄り道であった。
白糸の滝と御座敷船。
国道108号に再復帰する。
五叉路公園の「目覚めの水」。
鳴子温泉郷に入り、国道47号と合流する。鳴子から大崎市古川までは、47号との重複区間であり、108号の名は影を潜める。
寄り道その④ 鳴子峡。
ギリギリだかなんとか日没前に間に合うことができた。
鳴子温泉で入浴しているうちに、すっかり日が暮れてしまった。
ライトアップされた滝。
古川は大崎市の経済の中心であり、市役所や新幹線駅のある地域である。国道108号沿いにも、飲食店や商店、娯楽施設が建ち並ぶ。
大崎市中心部を抜けると、小牛田バイパス、涌谷バイパスという高規格な道路となる。一度国道346号が合流してくるが、重複してすぐにバイパスを下り、108号単独区間となる。
石巻市に入る。最後の最後に不可思議な左折をするものの、青看板があるため特に問題なくトレースすることができる(再度ストリートビューより切り抜き)。
国道108号起点・石巻市丸井戸交差点。
終点では見当たらなかったが、起点にはそれを示す看板が立っていた。
最後に、国道108号のルートレビュー。山形県への寄り道が目立つが、こうして見るとかなり直線的に日本海側と太平洋側を結んでいることが分かる。
最後に、今回のベストショット。Googleフォトが良い感じに自動加工してくれた。
国道108号、完走。