恋の駅・恋山形駅
元々は「因幡山形駅」という名前になる予定だったが、地元住民の要望で「来い山形」をもじった「恋山形」になったらしい。
2013年に駅舎がピンク色に塗装され、「恋がかなう駅」としてリニューアルした。
私がこの駅の存在を知ったのは、因幡街道ツアー計画中の地図を見ていた時で、偶然の発見であった。
「恋山形駅」の場所
恋山形駅は、兵庫県上郡町と鳥取県智頭町を結ぶ「智頭急行智頭線」の駅である。
当駅は終点の「智頭駅」から一駅の場所にある。
駅へのアクセス路には「恋ロード」の文字が。
戦いは既に始まっている。
駅名に「恋」のつく駅は日本に4つ存在するらしい。軽く調べてみると、残りはそれぞれ北海道(母恋駅)、岩手県(恋し浜駅)、東京都(恋ヶ窪駅)にあるそうだ。現在これらの駅を持つ鉄道会社4社により、恋をテーマに地域の活性化を図る「恋駅プロジェクト」が立ち上げられている。
駅内の自動販売機。ジュースのほかに、ハート型の絵馬(400円)と駅名キーホルダー(410円)が売っている。
駅舎外観。すごいピンク。
ホームには上の絵馬が飾られている。
うぅっ...、あんま見ないようにしとこ。
向かい側のホーム。やっぱりピンク。
壁面に描かれたキューピッドの矢が、今回の私の相棒・ヴィッツを狙っている。
恋ポスト。
恋のお手紙を届けてくれるらしい。回収は毎週月曜日。普通の手紙を出してもちゃんと届くんだろうか?
他にもハート型の駅表札とか恋がかなう鐘とか色々あったので、本当はもう少し写真を撮りたかったのだが、原因不明の胸焼けを発症したので、早々にここを立ち去ることにした。
ちなみに私が訪れたときはバイクの方が1人いらっしゃったが、同じく1人で来た私に気を遣ってか早々にお立ち去りになられた。こんなところに1人で来るモノ好きは私ぐらいのモノだろうと思っていたので意外だった。だがよく考えてみると、「恋がかなう駅」なのだから、1人で来るのが正解なのだ。
え?
そんなの屁理屈?
1人でそんなとこ行って空しくならないのかって?
そう思ったあなた!
あなたは今、立 ち 入 っ て は い け な い 線 路 に 立 ち 入 っ た 。
はい、轢きますねー。
公式HP(智頭急行)はこちら↓