イナバツアー2019 ″ULTRA Pleasure″【Disc 2】
【Disc 1】→イナバツアー2019 ″ULTRA Pleasure″【Disc 1】 - お休み処 定休日
【Disc 2】
【Bonus Track】→イナバツアー2019 ″ULTRA Pleasure″【Bonus Track】 - お休み処 定休日
本ツアーは、3泊4日の旅程で、2019年3月4日から3月7日にかけて実施したものです。【Disc 2】では、2日目(3月5日)のツアーの成果をまとめます。
津山市(2日目)
イナバツアー2日目。前日にイナバ化粧品店さんで「稲葉浩志君の想い出ロードマップ」を貰ったので、朝から少し津山市内をドライブしてみることにした。
ロードマップによると、イナバ化粧品店に加え、津山観光センター、くらやの3ヶ所のスタンプを押すと、抽選でお買物券がもらえるらしい。そこで今回はこの残りの2ヶ所に行ってみることに。
まずは「くらや」。イナバ化粧品店から車で10分ほどの距離にある老舗の和菓子店だ。
どうして和菓子店がロードマップに載っているのかというと、実はここ「くらや」は、稲葉浩志さんのお兄様が代表取締役を務めている和菓子店なのだ。
恥ずかしながら私自身、この真実を知ったのは前日のことだった。
開店時刻の9:30ちょうどに到着。
店舗は高級感のある外観・内装だったが、商品の価格はリーズナブルだと感じた。
いちご大福を購入。甘くて美味しい。
続いて、「津山観光センター」へ。津山市中心部・津山城の南側にある。
津山観光センターは、城下町らしい土蔵風の外観で、津山市をはじめ、岡山県北のお土産・特産品を扱っている。
ここでお土産を購入し、スタンプを押してこの応募箱に投函する。
津山城も行ってみたかったが、この日も予定が詰まっているため、名残惜しさを抱えつつ津山を後にする。
津山ICから高速に乗り、作用ICへ。1日目に引き続き、因幡街道を北上する。
高速を降りて最初の宿場町「平福宿」へ。
佐用川に架かる橋からは、土蔵と川屋敷の建ち並ぶ川端風景が眺められる。
宿場町の入口付近には「宮本武蔵初決闘の場」がある。
この近くには宮本武蔵の生家があり、「宮本武蔵」という名前の駅がある。
続いて、次の宿場町「大原宿」へ向かう。
因幡街道・大原宿。
大原宿の石畳の町並みは、岡山県の町並み保存地区に指定されている。
因幡街道の全体図。
石畳沿いの酒造場・田中酒造で、純米酒「武蔵の里」を購入。
さらに街道を進む。
"忘れない いつまでもあの恋 なくさない 胸をたたく痛みを"
恋山形駅は別記事にしました → 恋の駅・恋山形駅 - お休み処 定休日
因幡街道・智頭宿。
先ほどの大原宿と並び、中国地方の「夢街道ルネサンス」に認定されている。
智頭宿駐車場に面した喫茶店「コーヒー 森の373」でコーヒーを1杯頂くことにした。
何気なく立ち寄った喫茶店なのだが、店主の方が気さくに話しかけてくださった。
私が来店した時は、子連れのお客さんが1組。
店主の方とはお友達のようで、フレンドリーに話をしていた。
店主の方は、横浜からここ智頭に移住して来られたのだそうだ。
なんでも、移住先を探す中で、ここの雰囲気に惹かれて即決したのだとか。
そしてお客さんはなんと津山出身とのこと。
「イナバ化粧品店に行ってきた」と話したら、あーあそこね!と、ご存知のようだった。やはりあそこは津山の観光名所ということで間違いないようだ。
お二人のお話によると、智頭がこんなに天気が良いのは珍しいそうだ。
この辺では「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるくらい、天気の悪い日が多いらしい。
『いい時に来たね。』
おっしゃる通りです。
そして、店内に飾られているお店の絵。
この絵はなんと、来店していたお客さんが趣味で描いたもので、私が来店する直前に飾り始めたのだそうだ。
一瞬写真かと思ってしまうほどの写実力...。尊敬します。
店主の方にこの辺でおススメの温泉を教えてもらい、店を出る。
『時間があるときに行ってみてね。その時はまたウチに寄ってください』
「ぜひ!また来ます」
何気なく入った喫茶店で思いがけない出会いと発見。なにか一人旅の真骨頂を見たような気がした。
喫茶店のFacebook:コーヒー 森の373 - 喫茶店 - 鳥取県 八頭郡 | Facebook - 写真84件
因幡国庁跡
因幡街道の終着点として、奈良・平安時代の役所の跡である「因幡国庁跡」を目指す。
ここにきて「イナバ」の文字が度々見られるようになる。
因幡国庁跡は、鳥取市中心部から南東に4kmほど離れた田園地帯の中にある。
14時過ぎ、因幡国庁跡に到着。
"荒野を走れ どこまでも"
近くには、因幡国の歴史民俗文化に関する資料を展示する「因幡万葉歴史館」がある。
訪問日は火曜日で、国府万葉の館店は定休日だった。
すなば珈琲の元ネタでもあり、鳥取最大の観光名所「鳥取砂丘」には今回は行きません。
これから国道178号を走ることを考えると時間もないし、こういった観光名所は複数人で行く方が楽しいと思うので...。
オチが思いつかないので、「ZERO」の歌詞を置いて因幡国を後にします。
今あいたい すぐあいたい 砂漠の真ん中で
ねむりたい もうねむりたい 全部凍らせたまま
流れよう 流されよう この波に揺らされ
ゼロがいい ゼロになろう もうまっしろ
フゥァ!!!(Oh, yeah yeah...)
国道178号
国道178号は、京都府舞鶴市から鳥取県岩美町に至る一般国道である。
因幡街道に対応していないのは惜しいが、この番号の国道の終点が鳥取県に設定されているのは、本ツアー計画者の私にとって非常にありがたい事であった。
そんな訳で、今回は国道178号を終点→起点の方向でトレースすることにする。
国道178号終点・駟馳山交差点(岩美町)
"潮風は強く僕の頬をなでている"
"新しい旅へと ともに出ていこう 胸ふるわす 僕らが見てるのは どこまでも広がるOCEAN"
"飛びだしゃいい 泣き出しそうな 心を蹴って 旅すりゃいい 僕はさまよう 蒼い弾丸"
道の駅 浜坂の郷。
(画像:Google マップ )
国道178号は、その区間の一部が自動車専用道路(山陰近畿自動車道)として供用されている。
"かたちのない答えを探して終わらない旅をする"
「道の駅 あまるべ」で国道178号の国道ステッカーを購入。178号のステッカーは、この道の駅での限定販売だ。
"色づく舗道(みち)は懐かしい風の香り"
19時頃、京都府に入る。
本来であればこの辺で日本海に沈む夕日を眺める予定だったのだが、「道の駅 あまるべ」で予想以上に時間を使ってしまったのと、国道トレース中に少し迷子になってしまったことで、京都府に入る頃にはすっかり暗くなってしまった。
"「いつのまにか」じゃない 自分で選んで歩いてきたこの迷路"
国道178号は、自動車専用道路区間を含めほとんどの区間が快走路だが、丹後半島の一部に僅かながらセンターラインの消える区間が存在する。
このへん。
300~400番台国道ほどではないが、100番台国道も完全に信じ切ってはいけない。
"ネオンで空が曇ってる夜は 何をどこまで信じればいいか 君が僕に教えてよ"
"あの星 あざやかに 見える場所まで 行ってみよう もう迷わせない"
当然ながら、天橋立は見えなかった。
起点の舞鶴市まであともう少し。
"暗い未来は もう描かない 夢のスピードは もうゆるめない"
この区間に178号の標識はない。
21:30、遂に国道178号の起点に到着した。
国道178号起点・大手交差点(舞鶴市)
舞鶴港に車を停め、歩いて起点の交差点の写真を撮りに行く。
"走れなきゃ 歩けばいいんだよ 道は違っても ひとりきりじゃないんだ"
今回はひとりきりなんですけどね。
国道178号を完走し、無事イナバツアー2日目も終了。
明日は何処へゆこう...
【Bonus Track】に続く↓↓