イナバツアー2019 ″ULTRA Pleasure″【Disc 1】

この記事は、B'zのボーカル・稲葉浩志さんの御実家「イナバ化粧品店」を訪問することを主な目的とし、その他「イナバ」の名の付く場所を周遊した一連のドライブツアーをまとめたものです。非常に多くの場所を訪れ、内容が豊富なため、以下の3枚の記事に分割することにします。

 

【Disc 1】

【Disc 2】

【Bonus Track】

 

本ツアーは、3泊4日の旅程で、2019年3月4日から3月7日にかけて実施したものです。【Disc 1】では、初日(3月4日)のツアーの成果をまとめたいと思います。

 

因幡街道(姫路~三日月宿)

因幡街道(いなばかいどう)は、江戸時代に整備された脇街道の一つで、播磨国姫路(兵庫県姫路市)を始点として、因幡国鳥取鳥取県鳥取市)に至る路線である。(因幡街道 - Wikipedia より)

漢字は違うが「イナバ」の文字が入っているので、ここを通ってイナバ化粧品店に向かうことにした。

 

まずは仙台から神戸まで飛行機で移動。神戸で車を借り、姫路へ向かう。

 

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姫路を出発したのは15時頃。肝心のイナバ化粧品店の閉店時刻は18:00なので、それまでに到着しなければならない。

 

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因幡街道・三日月宿

"手をつないだら行ってみよう 燃えるような月の輝く丘に"

 

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因幡街道の一部は国道179号に対応している。国道178号は残念ながら対応していない。

 

イナバ化粧品店のある津山市因幡街道からは外れている。街道から外れている場所は、時間短縮のため高速道路を使うことにする。佐用ICから中国自動車道に入り、津山ICで降りる。イナバ化粧品店は津山ICから車で5分ほどの距離にある。

17:00過ぎ、イナバ化粧品店に到着した。

 

イナバ化粧品店

イナバ化粧品店は、岡山県津山市にある化粧品店で、B'zのボーカル・稲葉浩志さんの実家としてファンには広く知られている。ついでに言うと、津山市で最も有名な観光スポットの一つでもある。稲葉さんのお母様が経営しており、店内にはB'zコーナーが設けられている。

 

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イナバ化粧品店の外観。

店内は写真撮影はOKだが、撮った写真をSNSにアップすることは禁止されている。

 

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駐車場には稲葉さんの似顔絵が。

 

さっそく店内に入ってみる。化粧品店に男が1人で入店するのは正直緊張したが、お母様が笑顔で出迎えてくれた。

B'zコーナーに案内させていただく。ここには、稲葉家のアルバムや写真も陳列されていて、稲葉さんの小さい頃の写真を見せてもらうことができる。

 

せっかく化粧品店に来たので、化粧品を購入することに。実は私はこの日のために、研究室の後輩・女王氏とその側近の女性陣に、欲しい化粧品はないかと聞いて回っていたのだ。(これについて女性陣からどう思われたかは不問として頂きたい。)

 

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女王氏のリクエスト・化粧水を購入。乳液とメイク落としが付いた豪華なセットだ。中には「稲守」と書かれた御守りと、稲葉親子の缶バッジが入っている。私のお目当てはこっちだ。

 

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1品以上の購入で、オリジナルメンバーズカードがいただける。

 

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さらに、3,000円以上の購入でショップバッグと缶バッジが貰える。

 

詳しくは以下のオフィシャルサイトからどうぞ。

momotown.net

 

そして最後にお母様とツーショットで記念写真。掛け声はもちろん「はい、ビーズ!

 

化粧品店の店主なだけあって、お母様はとても若々しく、元気でした。長年のねがいが叶って良かったです。今度はライブにも行きたいですね。

 

津山市(1日目)

イナバ化粧品店を出たのは閉店間際の18時前。まだ完全に暗くなっていないので、稲葉さんの故郷・津山市を散策することにした。

 

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津山市岡山県北部で最大の都市であり、山陽と山陰を結ぶ交通の要衝となっている。市中心部を東西に縦断する道路は、R53・R179・R429の三重重複区間となっている。縦一列ではないが、三重重複区間で重複する全ての国道標識が設置されているのは極めて珍しい。

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こちらはR53とR179の二重おにぎり。数字が1つずつずれていれば54(コウシ)・178(イナバ)なのに...と、余計なことを考えてしまう。ちなみにこの標識は、稲葉さんの御実家から1kmもない場所に設置されている。

 

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"夕暮れのセブンイレブンから~"

 

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"神社をすぎ 深い森まで~"

 

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この八幡神社は、イナバ化粧品店と道を挟んだ向かい側にあり、階段を上ると津山の町並みと山々を一望することができる。

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階段の途中には稲葉浩志さんと、お父様・一夫さんの名前が刻まれた玉垣が立っている。

 

散策を続けていると、雨が降ってきてしまった。旅先での雨は普通ならガッカリするところだが、稲葉さんも雨男なので悪い気はしない。

 

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"降り止まない雨の中を 濡れて歩こう"

 

空が完全に真っ暗になってしまったので、1日目の散策は終わりにする。ホテルのチェックインまではまだ時間があるので、もう少しドライブすることにする。高速道路を使って、鳥取島根県境にあるベタ踏み坂(江島大橋)を目指すことにした。

"深夜の高速につきあえよ"

 

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"嫌われないように生きてきた 守ってばかりの性格が 自分で嫌になった今夜は 車線変更まで強引に行こう"

(※ あくまで曲の中の価値観の話ですからね。安全第一で行きましょう)

 

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"つっこんじゃうぞ アクセルべったり踏んで"

 

ベタ踏み坂(江島大橋)は暗くて上手く写真が撮れなかった。ホテルに帰ります。

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"君の家まで あともう少し 坂を登って 雲を追い抜いて"

 

深夜12時、僕たちのHOME(ホテルセレクトイン津山)に到着。

 

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イナバ化粧品店で「稲葉浩志君の想い出ロードマップ」を貰ったので、翌日もう少し津山市内をドライブすることにした。

 

【Disc 2】に続く。(これから書きます)

 

 

おまけ:「drive to MY WORLD」歌詞考察

B'zの楽曲の中に「drive to MY WORLD」という曲がある。その中に、次のような歌詞がある。

ドライヴしよう知らない世界へ

道路地図なんかは見ないで

家へと曲がる角を反対に曲がったらいいよ

夕暮れのセブンイレブンから

神社をすぎ 深い森まで

気持ちの続く限り oh, さみしくない 道も続く 

 

セブンイレブン」や「神社」などが登場するのが印象的な楽曲だ。

 

この歌詞については、以下のサイトで「日本のどこにでもある街角が舞台」と考察されている。

reviewabler.com

この考察については、私も賛同するところである。

 

だが私は敢えて、この曲が稲葉さんの実体験に基づいて書かれたものだと無理やり解釈し、曲の中で稲葉さんがドライヴした道を特定してみたいと思う。

 

上記の歌詞の中で特定のキーワードとなるのは、「家へと曲がる角」、「セブンイレブン」、「神社」といったところだろう。

まず、「家へと曲がる角」についてだが、この「」とは言わずもがな「イナバ化粧品店」のことだろう。特定のヒントは「イナバ化粧品店」へと曲がる「」を「反対」に曲がる場所である。

次に、「セブンイレブン」と「神社」であるが、これは中々難しい。というのも、津山市内に限っても数多くのセブンイレブンや神社が存在するのだ。

以下はGoogle mapによる「津山 神社」、「津山 セブンイレブン」の検索結果だ。

 

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これでは特定は困難を極める。

そこで「神社」のあとに「深い森」という歌詞が出てくることに着目する。「神社」をすぎた先に「深い森」が広がっていそうな場所を探してみる。

 

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津山市は周囲を山に囲まれているが、特に北東部に「深い森」が広がっているように見える。

そこで、津山市北東部で大きな神社はないか探していると、それらしきものが見つかった。

 

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サムハラ神社|観光スポット | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!

 「サムハラ神社 奥の宮」。

津山市内の神社の中でも有名なパワースポットで、全国から多くの参拝客が来るらしい。

 

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神社をすぎた先の道はこんな感じ(Google マップ)。 

これは「深い森」と呼んでも差し支えなさそうだ。

ということで、歌詞中の「神社」は「サムハラ神社 奥の宮」であると仮定して考察を進める。

 

サムハラ神社 奥の宮」へ行くために、稲葉さんは「家へと曲がる角」を「反対」に曲がり、「セブンイレブン」を通過することになる。

反対」に曲がって神社に行くということは、「家へと曲がる角」は「イナバ化粧品店」と「サムハラ神社 奥の宮」の中間的な位置にあるということだ。

いよいよ稲葉さんのドライヴコースが見えてきた。

 

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稲葉さんは、国道179号が国道53号にぶつかる角「新河辺交差点」を、「イナバ化粧品店」とは反対の方向に曲がったに違いない。

 

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そしてこの「ローソン 津山野村店」と書かれたセブンイレブンのある交差点から神社へと向かったのだろう。 

 

 これで特定は完了だ。

「drive to MY WORLD」で稲葉さんが通ったドライヴコースは以下の通りだ。

 

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姫路・美作方向から帰ってきた稲葉さんは、家へと曲がる角「新河辺交差点」を「イナバ化粧品店」とは反対に「右折」し、「ローソン 津山野村店」という名のセブンイレブンがある「野村交差点」を左折した。さらに、「ローソン 津山加茂町」というセブンイレブンのある交差点を左折し、「サムハラ神社 奥の宮」をすぎ「深い森」へと消えていった...。

 

...とまあ、中々に無理のある解釈だったが、こういう視点で津山を楽しむのもアリかもしれない。

ちなみに上記の歌詞考察サイトによると、当時稲葉さんの家の周りにはローソンが多かったらしい。ただ、言葉の響きがメロディーと合っていたために、「セブンイレブン」にしたそうだ。

もしかしたら本当に稲葉さんも、こんなコースをドライヴしていた・・・のかもしれませんね。

なんつって。

 

【Disc 2】に続く↓↓

take1-hero.hatenablog.com